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2025/6/10
DXって聞いて、いまいちピンとこない?
でも、業務の幅広い施工管理をしている人にこそ考えてほしいのです!
今回は、施工管理業務に従事する人向けの記事になっております。
DXを導入して、業務をもっと効率化させませんか?
DXについて分からない方は、こちらからまずはご覧ください!
DXを推進している業界や企業が多くなってきている今、
建設業はまだDX導入が出来ていない割合が高いのではないでしょうか。
紙の工程表や、ホワイトボードでの進捗状況報告、FAXのやりとりがまだまだ現役な現場も多いはず。
「紙の方が慣れていて、使い勝手がいいから」「ITのことは良くわからない」という声は現場でも根強く残っているかと存じます。
でも、その考え方や「当たり前」が人手不足や残業の原因になっていませんか?
DXを導入すると、時間もお金も人手の無駄まで削減することが出来ます!
デジタルに頼ることは決して「サボり」「怠け」「ラク」ではないのです!
正確に、早く、無駄なく仕事を進めるための手段なのです。
現場でDXを導入した場合、得られる実感を5つ厳選して紹介したいと思います。
今の現場の現状とぜひ比べてみてください!
今は、写真の共有をSNSのグループチャットやメールでの一斉送信などで行ってるかもしれません。
しかし、現場の社員はどうしても似たものになってしまうため、
「これ、どこのだっけ?」と分からなくなる問題が起こるかもしれません。
また「どれが最新の写真か分からなくなっちゃった…」などが発生してしまいます。
そんな問題も専用のアプリがあれば一発で解決が可能です!
この現場の写真フォルダ、あの現場の写真フォルダと分別もしてくれる上に、時系列まで自動で!
どの写真がどこに行ったか分からなくなる問題ももうなくなります!
工程表の急な変更があっても、紙の工程表だと気づくことはできません。
「今日の段取りが違う!」という問題やそれによって生じてしまうもめごとも回避できます。
急な変化に対応できれば職人さんも安心。
工程から大きく遅れることなく、工事を進めることが出来ます。
紙で今まで記録していたものをアプリでの入力に。
頑張った職人さんの字が汗でにじんでしまったり、癖の強い字で読み取れないというストレスから解放されます。
また、紙の日報が裏も表もいっぱいになってしまったら、新しい紙に最新のところを再度書き写す作業も必要になります。
これはかなり手間がかかる作業ですよね?
また、雨で濡れた現場で紙で記録したらしわが出来て書きにくくなってしまいます。
アプリでの入力であれば、
「読みにくい!」という問題からも「めんどくさい!」という作業からも解放されます。
また、デバイスがあればどこでも記録が出来るので、帰ってからの記録も可能です。
紙に書くための行列に並ぶ必要もありません!
今日のタスク、毎日のタスクを朝に聞いて作業を開始すると思います。
毎日のタスクをデジタル化してみんなで共有することで、朝のその時間を省略することが出来ます。
また何も欠かすことなく1日の作業を終えることが出来ます。
チェックリストであれば、取り掛かれなかった作業も一目瞭然です。
チェックリストの共有で得られるメリットはもう1つあります。
同じ作業を別の人が別の場所で行っていたということも防げます!
今まで電話やFAXで、元請会社さんや他の会社の担当の方と連絡を取っていたかと思います。
「A社に電話対応」「B社にはFAXで送る」というような事態も発生しているのではないでしょうか。
また電話でどのように伝えたのか、どのような要望があったのか、
電話対応をした人と近くにいた人でなければ、
詳細までは分からない…..
チャットツールであれば、
・同じ情報が見られるので齟齬が生まれにくい
・履歴が残るため、伝達漏れが起こりにくい
・関係者全員が同じ情報を確認できる
他社とのやり取りだけでなく、
自社内のやり取りにもご活用いただけます。
多くの企業がいわゆる「便利ツール」を導入しても、
現場では使われずに放置されている… よくある導入失敗例です。
ファイルの中に埋もれてしまっているExel工程表があるのではないでしょうか。
その原因はシンプルで、
「現場が納得していない」「必要性を感じられていない」からです。
DXを推進するためには、ただツールを入れて満足するのではなく、
「なぜ必要で、なぜこれなのか」を現場と一緒に考える姿勢が何よりも重要です。
DXがうまく浸透している現場には共通点があります。
それは「現場の人たちが自ら使いたくなった」というプロセスを経ていることです。
「便利だから」「最近の流行に乗ってみよう」では現場の人は納得してくれるはずがありません。
それよりも
「紙の日報って毎回大変ですよね?」
と、あるあるのお悩みを現場の人と話すことが大事です!
「作業時間が減った」「帰る時間が早くなってきた」
「報告がラク」「電話をかけるストレスがなくなった」
というような小さな実感の積み重ねが、DXの定着につながります。
現場が「今よりもラクになるなら使いたい」と思えること。
それが、なによりもDXの推進力になることをお忘れなく!
いきなりツールを入れるのではなく、
「今、どこで無駄やストレスがあるか?」を洗い出すことが大切です。
現場の声を拾って、DXに活用する。
これが現場が納得できるDXになる第1歩です。
いきなり全体を一気に変えようとすると、混乱が生じてしまい、
返って仕事が遅くなってしまう原因になってしまいます。
そうなってしまっては、「いらなくない?」という不信感を与えてしまうだけになりかねません。
成功のコツは小さな業務を1つずつDXすることから始める!です。
例えば、
・写真の共有だけアプリで
・日報だけアプリで
・工程表だけクラウド化してみる
「成果が見えやすい」「現場の負担が減る」ものから選ぶと効果的です!
実践後はどうだったかを振り返って、共有することもお忘れなく。
実際に効果を感じられた人が多かったのであれば、続ける価値があるし、
効果を感じられなかった場合は、導入を一旦保留したり、別のツールを試してみたり。
このような試行錯誤を重ねて、焦らずに時間をかけて進めていくのが大事です。
小さな効果であっても、現場の成功体験を広げられるとほかの現場にも波及していきます!
ここまでDXの導入に関してをお話してきました。
ここまで読んでいただいて、さらにDXについて興味を持っていただいた方、分からなくなってしまった方は、
コチラをご参照ください!
DXは一気に進めるものではありません。
現場が少しずつラクになることを積み重ねていくことで、本当の成功につながります。
小さく始めて、大きく変える。
これが現場DXの正しい進め方です。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
皆さまからの「参考になったよ!」の温かい声、お待ちしております!