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2025/6/27
現場でこんな経験、ありませんか?
「忙しい日々の中で、指示を伝えるの忘れてしまった!」
「資材の発注ミスでこの日の工程がストップしてしまった」
「確認不足で手戻りが発生してしまった」
施工管理の仕事は、毎日が時間との戦い。
でも、人間がやることだからと妥協はしたくない。
小さな見落としや確認不足が大きな問題に発展する前に、
未然に防ぐための具体的な方法があれば、現場はもっと円滑に回るはずです。
今回は施工管理のヒューマンエラーを防ぐための提案です。
ぜひ最後までご覧ください。
1.【計画段階】事前準備の徹底
2.【情報共有】密なコミュニケーション
3.【安全管理】ヒューマンエラー対策
4.【品質管理】基準と手順の遵守
5.【進捗管理】現状把握と早期対応
6.【書類管理】正確性と整理整頓
7.【資材管理】適切な在庫と配置
8.【労務管理】適切な人員配置と環境整備
9.【リスク管理】潜在的な問題への対処
10.【振り返り】ミスの再発防止
事前準備で起こりえるミスは
計画の抜け漏れで資材が足りない→作業が出来ない→手戻り発生
かと思います。
□ 工程表は関係業者とすり合わせ済み?:重複・干渉工事の確認
□ 天候や季節による施工影響の検討は考慮済み?:暑さや寒さで進捗は変化する
□ 図面と仕様書の最終確認は済んだ?:最新版か?作成したものに矛盾はないか?
□ リスクアセスメントの実施の有無:どんなリスクがあるのか、どう対処できるか
□ 緊急時の連絡体制:万が一の時の対応フローの作成(誰が、どこに、どう連絡するのか)。
情報の共有で起こりえるミスは、
連絡不足や伝達ミスで、認識違いや誤作動が発生してしまうというのではないでしょうか。
□ 朝礼・夕礼でその日の作業内容や危険個所を共有した?:全員が同じ認識を持つことが大切
□ 変更点は関係者全員に即時伝達したか?:口頭ではなく、記録も残す
□ 外注・協力業者にも同じレベルでの情報共有が出来ている?
□ 連絡ノートや情報共有ツールは活用できてる?:言った言わないを防ぐ
ヒューマンエラーで起こりえるミスは、
不注意や思い込みで、自己やケガ、危険な状況につながることではないでしょうか。
危険が多い現場において、この観点は特に注意したい!
□ 危険予知(KY)活動を作業前に実施したか?:危険を事前に予測し対策
□ 墜落・感電・挟まれなどのリスク評価を作業別に行っているか?
□ 保護具の着用状況は適切か確認した?:ヘルメット、安全帯など
□ 危険な場所には注意喚起や立ち入り制限を設けている?:表示やバリケードなど
基準や手順が守られずに起こりえるミスは、
施工不良や手戻りが発生するではないでしょうか。
□ 各工程の品質基準・検査項目を明確に共有した?:誰でもわかるように
□ チェックシートを使った中間検査は実施した?:抜け漏れなく確認
□ 不具合発生時の是正処置は迅速に行われた?:原因究明と再発防止
□ 熱中症・体調不良・メンタル不調の対策や観察体制は用意している?
進捗の認識が遅れていたり、出来ていなかったりで起こりえるミスは、
全体の工期への影響です。
短くなるならまだしも、何か月も延びてしまうのは避けたいですよね。
□ 工程表と実績を毎日照合している?:遅れがないか毎日の確認が大切
□ 遅れが出た場合のリカバリープランは準備済み?:どう巻き返すか?
□ 週次の進捗や課題を会議で共有し、対策は検証している?:定期的なレビュー
正確性の欠如や整理整頓が出来ていないことで起こりえるミスは、
書類が行方不明、情報が古い、記載ミスでトラブルになるなどでしょう。
経験したことがある人も多いのではないでしょうか
現場外でのミスで工程はストップさせたくないですよね。
□ 最新の図面や書類はすぐに取り出せる場所に整理されている?:現場での探し物ロスを防ぐ
□ 変更内容が反映された書類は古いものと混同しないように管理している?:バージョン管理
□ 重要な書類(指示書、報告書など)は全て承認・押印されている?:証拠を残す
出来設な在庫管理や配置が出来ておらず、起こりえるミスは、
資材不足で作業が止まる、間違った資材を使ってしまいやり直しではないでしょうか。
□ 必要な資材は適切なタイミングで発注・搬入計画を立てているか?:事前準備にも関わります
□ 資材の保管場所は明確で、かつ取り出しやすいか?:整理整頓と表示
□ 搬入された資材の数量や種類は図面・発注書と合っているか確認した?:入荷時のチェックも欠かさずに!
適切な人員配置が出来ていない・環境正義が出来ていないで起こりえるミスは、
けが人や事故の発生の増加です。
資本が人の現場であるからこそ、働いてくれている人たちを守る責任があります。
□ 作業員の体調や習熟度を考慮した配置になってる?:無理な配置は避ける
□ 休憩時間や水分補給は適切に取れている?:特に夏場の熱中症対策は要注意!
□ 作業しやすい環境(整理整頓、明るさ、工具の配置など)は整っている?:作業効率と安全
潜在的問題への対処が遅れることで起こりえるミスは、
予期せぬトラブルや変更に慌ててしまうではないでしょうか。。
対応が遅れてしまい、全体に影響が出てしまうのは避けたい!
□ 考えられるリスク(天候、トラブル、人員不足など)を洗い出し、対策は検討した?:最悪の事態を想定しておけば慌てない
□ 緊急時の連絡網は機能する状態にあるか?:担当者や連絡先
□ 代替案や予備計画は用意してある?:臨機応変な対応に直結する
ミスの再発で起こりえるミスは、
同じようなミスの繰り返しは、現場の士気が下がるということ。
やる気がなくなってしまうと、まわりまわって全体に影響が出てきてしまいます。
□ ミスやヒヤリハットがあった場合、原因を特定し、対策を検討した?:なぜ起きたのか
□ その対策は、ほかの現場や今後の作業に活かせてる?
□ 定期的に現場での改善点や良かった点を共有する場を用意できてる?
いかがでしたか?
こちらを活用していただいて、より良い現場になることを期待しております!
みなさまからの「役に立ったよ!」の温かいお言葉をお待ちしております!