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2025/6/10
DXって聞いて、いまいちピンとこない?
でも、業務の幅広い施工管理をしている人にこそ考えてほしいのです!
「2024年問題」への対応が建設業界でも急務です。
この記事では、施工管理者が直面するであろう課題と解決のための具体的な方法を
成功事例と共に詳しく解説します!
DXを導入して、業務をもっと効率化させませんか?
DXについて分からない方は、こちらからまずはご覧ください!
DXを推進している業界や企業が多くなってきている今、
建設業はまだDX導入が出来ていない割合が高いのではないでしょうか。
紙の工程表や、ホワイトボードでの進捗状況報告、FAXのやりとりがまだまだ現役な現場も多いはず。
「紙の方が慣れていて、使い勝手がいいから」「ITのことは良くわからない」という声は現場でも根強く残っているかと存じます。
でも、その考え方や「当たり前」が人手不足や残業の原因になっていませんか?
DXを導入すると、時間もお金も人手の無駄まで削減することが出来ます!
デジタルに頼ることは決して「サボり」「怠け」「ラク」ではないのです!
正確に、早く、無駄なく仕事を進めるための手段なのです。
現場でDXを導入した場合、得られる実感を5つ厳選して紹介したいと思います。
今の現場の現状とぜひ比べてみてください!
DXを導入していない今の写真の共有はSNSやメールが主流ではないでしょうか。
同じような写真を時系列で共有できていますか?
この方法で考えられる課題は以下の通りです。
皆さんも経験があるのではないでしょうか。
しかしDXを導入すれば、このような問題を解決することが可能です。
例えば、今まで写真の検索に30分かかっていたとします。
それが3分で完了できれば、90%の時間短縮につながるのです!
工程表の急な変更があっても、紙の工程表だと気づくことはできません。
他にもいろいろなトラブルがあったのではないでしょうか。
紙での工程管理での課題は以下の通りです。
DXを導入して得られる効果は以下の通りです。
例えば、工程遅延が月に4件発生していたとします。
しかし、これが2件に減少させられれば、50%削減できたことになります。
DXが担う部分は少ないかもしれないですが、リアルタイムでの更新で「知らなかった」がなくなるのは、
大きなメリットにつながると思いませんか?
紙で今まで記録していたものをデジタルへ。
頑張った職人さんの汗や雨でにじんで読めないなどのトラブルは多いのではないでしょうか。
他にもこのような問題はありませんか?
せっかく早く作業が終わったので、記入が出来なくて帰れないのは、本末転倒。
DXを導入すれば、待ち列が解消されるだけでなく、
などの効果があります。
可読性に関する問題は、職人さんたちだけでなく、処理をしてくれている人たちにとっても大きなメリットです。
「これ、なんて書きました?」と聞きに行く手間も省けるので、
全体の仕事時間の削減も望めます!
今日のするべきことを全体で朝聞いて作業を開始すると思います。
その時間が、作業や準備体操にあてられれば、仕事はもっと早く終わるのではないでしょうか。
他にも、
なども誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。
DX導入で、リアルタイムでタスクを管理できれば、
今まで電話やFAXで、元請会社さんや他の会社の担当の方と連絡を取っていたかと思います。
「A社に電話対応」「B社にはFAXで送る」というような事態も発生しているのではないでしょうか。
他にもこのようなことが発生していませんか?
チャットツールで得られるメリットはこちら!
・同じ情報が見られるので齟齬が生まれにくい
・履歴が残るため、伝達漏れが起こりにくい
・関係者全員が同じ情報を確認できる
他社とのやり取りだけでなく、
自社内のやり取りにもご活用いただけます。
多くの企業がいわゆる「便利ツール」を導入しても、
現場では使われずに放置されている… よくある導入失敗例です。
ファイルの中に埋もれてしまっているExel工程表があるのではないでしょうか。
その原因はシンプルで、
「現場が納得していない」「必要性を感じられていない」からです。
DXを推進するためには、ただツールを入れて満足するのではなく、
「なぜ必要で、なぜこれなのか」を現場と一緒に考える姿勢が何よりも重要です。
DXがうまく浸透している現場には共通点があります。
それは「現場の人たちが自ら使いたくなった」というプロセスを経ていることです。
「便利だから」「最近の流行に乗ってみよう」では現場の人は納得してくれるはずがありません。
それよりも
「紙の日報って毎回大変ですよね?」
と、あるあるのお悩みを現場の人と話すことが大事です!
「作業時間が減った」「帰る時間が早くなってきた」
「報告がラク」「電話をかけるストレスがなくなった」
というような小さな実感の積み重ねが、DXの定着につながります。
現場が「今よりもラクになるなら使いたい」と思えること。
それが、なによりもDXの推進力になることをお忘れなく!
いきなりツールを入れるのではなく、
「今、どこで無駄やストレスがあるか?」を洗い出すことが大切です。
現場の声を拾って、DXに活用する。
これが現場が納得できるDXになる第1歩です。
いきなり全体を一気に変えようとすると、混乱が生じてしまいます。
それではかえって仕事が遅くなってしまう原因になってしまうかも。
そうなってしまっては、「いらなくない?」という不信感を与えてしまうだけになりかねません。
成功のコツは小さな業務を1つずつDXすることから始める!です。
1,第1段階:写真管理のみ
2,第2段階:日報のデジタル化
3,第3段階:工程管理システム
4,第4段階:全体統合・最適化
長い時間んを要してでも、あわてる必要はありません。
貴社にあったペースですすめていくことをオススメします!
実践後はどうだったかを振り返って、共有することもお忘れなく。
実際に効果を感じられた人が多かったのであれば、続ける価値があるし、
効果を感じられなかった場合は、導入を一旦保留したり、別のツールを試してみたり。
このような試行錯誤を重ねて、焦らずに時間をかけて進めていくのが大事です。
小さな効果であっても、現場の成功体験を広げられるとほかの現場にも波及していきます!
ここまでDXの導入に関してをお話してきました。
ここまで読んでいただいて、さらにDXについて興味を持っていただいた方、分からなくなってしまった方は、
コチラをご参照ください!
DXは一気に進めるものではありません。
現場が少しずつラクになることを積み重ねていくことで、本当の成功につながります。
小さく始めて、大きく変える。
これが現場DXの正しい進め方です。
ここまで読んでいただいて、ありがとうございました。
皆さまからの「参考になったよ!」の温かい声、お待ちしております!